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2010年 04月 17日
ギリギリチョップ☆
ROUTE 66 を後にして、快調に進むドライブ。 途中のフーバーダム渋滞、ランチ休憩などを挟んでトータル6時間弱。 5時前にやっとこさグランドキャニオン国立公園に到着☆ (ラスベガス→西部時間・夏時間採用、グランドキャニオン→山岳部時間、 夏時間不採用。よってこの時期、この2州間に時差は発生しません。) ゲートにて入場料25ドルを支払いながら「サンセット見るにはどこがいい?!」と質問 してみると「どこがいいという事はないよ。どこでも素晴らしいんだから。まぁ、あえて 言うなら"ホピポイント"とか"ヤバパイポイント"が人気かな~。」とのお返事。 うんうん。私もホピポイントで見ようと思ってたんだよね~♪と自分のリサーチ力に 自己満足しつつ、この日の宿泊先"El Tovar Hotel"にチェックイン。 アメリカの歴代大統領や昭和天皇もお泊りになったという1905年開業の グランドキャニオンきっての老舗ホテルです。 山荘ふうの建物にチャーミングなお部屋。クラシカルでとってもラブリー♪ 通常、半年から1年前に予約しなければ取れないと言われているこちらのホテル、 運よく1ヵ月前の予約で取れてしまいましたよ♪ うふ。 もうサンセットまで時間がないというのに、お部屋の写真などを撮って浮かれていたら サンセット1時間前!!ヤバイ急げ!!ということでウェストリム行きのシャトルバス乗り場へ。 そこで遭遇してしまいました。「へ?!ラクダ?!」というぐらい巨大なエルクの群れと バンビちゃんみたいに愛らしいミュール鹿のファミリーに♡ 写真では、仔エルクしか撮れなかったため、エルクの方が小さいように写っていますが、 実物は本当に大きくて、さすがのオットも「こんな巨大な鹿のバーガー喰ったのか~。」と 驚愕。(だから、どうして何でもかんでも食べ物に結び付けるんですか?!くすくす。) そうこうしている間も刻一刻と傾いていく日ざし。ウェストリム行きのバスストップに やたら人が待っていたので集団心理ですっかり安心していたのですが、どう考えても 今からホピポイントは間に合いそうにありません。 方向転換して、慌ててエルトバーホテルのリムへ。 人生初のグランドキャニオンとの対面なのになんだかとってもジタバタドタバタ。 それでも、夕陽に輝くグランドキャニオンを眼前にして、しばし言葉を失いました。 実は来る前は「グランドキャニオン?!別に~。」と特に期待していなかった私たち。 まぁ、せっかく通るし見に行ってみる?!ぐらいの感覚で予定に組み込んでいたのですが、 太古の地層が描き出したものは、時の変化とともに光と影がうつろう、想像していたより よっぽど繊細でデリケートな大渓谷。 わ~お、ビューティフォー☆っていうか、少し遅かった感じ?! 1番綺麗な時間帯に鹿と戯れていた疑惑発生。何しに来たんだか~?!ぷぷ。 でも綺麗だよ~。ウルウル。 そのままそこでサンセットを見届ければいいじゃないかという気がするものの、 どうも名前のついていないビューポイントがお気に召さなかったらしく、 慌てて車に乗り込み、ゲートスタッフのもう1つのお勧め「ヤバパイポイント」へ。 到着したまさにその時、夕陽が西のリムの彼方に沈んでいきました。 マジで日没5秒前。あ~ギリギリチョップすぎるこの人生が嫌だ。ぷぷ。 でもね、でも、この後とても素敵な時間を過ごせたので、すっかりヤバパイポイント・ラブ♡ になってしまったオットと私。「あ~今更来て残念だったね」という冷たい視線に耐えること 10分。皆さん、宴は終わったとばかりにとっととビューポイントから離れていきます。 残ったのはプロフェッショナル系カメラマン3人とあんぽんたん系ツーリストの私たちのみ。 でもでも、宴はまだ終わっていなかったのです。 サンセット後も刻一刻と色合いをかえていくグランドキャニオン。その荘厳さにしばし、 魅せられていると、東の空にふわりと浮かびあがったお月さま。 月光に照らされる残雪と渓谷。このとびきりロマンチックな景観を見守るギャラリーは わずか5人。聞こえてくるものは、時折谷底から吹きあがる風の音のみ。 わ~お、なんて贅沢でプライスレスな時間なのでしょう。(負け惜しみか?!くすくす。) そんなこんなですっかり暗くなるまで1時間ほど大自然が繰り広げる荘厳なショータイムを 楽しみました。2日目おしまい・・・と書きたいところですが、ディナーレポをあと少しだけ~。 チェックイン後にディナーの予約をお願いすると「当ホテルにご宿泊のお客様ですので、 では22時のお席をご用意させて頂きます。」との回答。でも、あなたがたのレストラン、 クロージングタイムが22時ですよね?!?!どうやら無理やりアサインしてくれたもよう。 ピークシーズンは宿泊客でも断られるケースもあるらしいので、ディナーの予約は お早目に。併設されているカクテルラウンジで時間をつぶしてからダイニングへ。 暖炉の火が暖かく燃える様を眺めつつ、まぁまぁのご飯を頂きました。(偉そうだな。) 2日目、やっとこさおしまい☆ 更に更にグランドサークルに行くお友達が増えたから、更新、どんどん頑張るよ~!! っていうか、本当にアラフォー女は砂漠を目指すのね。知ってるお友達だけで3人目~。ぶ。
by daniella710
| 2010-04-17 06:10
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