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2010年 06月 09日
Apr.2 Day7
旅の最終章はアマンギリのあるユタ州を出発して ネヴァダ州ラスベガスまで。 4時間30分のドライビングでゴールを目指します♪ でも、その前にひと遊び☆ まずは、アマンギリにて最後の朝食を。 最終日に初めて出会ったブレックファーストバフェテーブル。 普通の時間に起きてくる方々はこちらの朝食を主に召し上がっていたようです。ぷぷ。 ワッフルもキッシュもチーズもハムもどれも美味しくて幸せ♪ こうしてアマンギリでの3日間の籠城生活を終え再始動。 チェックアウトの手続きをすますと、モニュメントバレーで赤土まみれになった私たちの アルティマくんが綺麗にブラシをかけられてお待ちかね。もちろん、冷え冷えの ウォーターボトルもセッティングされていました↑↑↑ さようなら~アマンギリ☆ また来られたら嬉しいけれど高すぎるから多分無理~。ぶぶ。 こうして、アマンギリを後にして向かった先は、リゾートから20分ほどのレイクパウエル。 こちらわずかな距離ですが、州境をまたいでアリゾナ州に入る為、1時間の時差発生。 よって12時30分からのボートツアーに参加する為に、アマンギリを出発したのは 12時30分。あっという間に快晴のレイクパウエルに到着。 レイクパウエルとは、コロラド川をせき止めて造られた世界で2番目に大きい人造湖。 湖の長さはなんと300kmにも及ぶそう。「水をたたえたグランドキャニオン」と称される レイクパウエル。湖のたたえる深い深いコバルトブルーとメサやビュートの赤土の コントラストが非現実的な美しさを描き出しています。「猿の惑星」の撮影地として 利用されたというのもどこか納得の幻想的な景観。 私たちが申し込んだのは、そんなレイクパウエルの奥地に隠された秘密の虹、 「レインボーブリッジ」を訪れるツアー。こちら6時間を要するツアーということで 「そんな長いの嫌だ~」と駄々をこねまくるオットをなだめすかして参加決定。ぷぷ。 ボートに乗り込むと渡されたヘッドフォン。レイクパウエルの景観、歴史の説明や、 雰囲気たっぷりのBGMが流れるなかなかの優れもの。なぜかスペイン語は ないのに日本語が搭載されているところも◎ 飲み放題のコーヒーやレモネードを片手にヘッドフォンから流れるナバホの人々や レイクパウエルの歴史に耳を傾け、通り過ぎる絶景の数々に眩暈を覚えていると、 2時間30分という時間も思いのほか早く過ぎていきます。 ボートが"Forbidding Canyon"と呼ばれるエリアに差し掛かったということで、 寒がりの私たちも慌てて2階のデッキに参戦。迫りくるメサの合間を縫うように 進んで行くボート。 やがて、湖の中に設置された桟橋へと到着。桟橋を通過し、トレイルを暫く歩いていくと、 先を行く人々の歓声が聞こえ始めます。そうです。秘密の渓谷に隠されていた 「石になってしまった虹」が眼前に現れた瞬間です。 澄み渡る青空と真っ白な雪をいただくナバホ山をバックに堂々とそびえたつその雄姿は なんとも言えない威厳に満ちており、写真での事前学習バッチリであったはずの私でさえ、 その姿が見え始めた時には知らず知らずのうちに歓声をあげていました。 いわんや、事前学習無しで「行きたくな~い」とごねまくっていたオットの感動ぶりおや。 「石になってしまった虹」の前で本人が感動のあまり固まって石になっていました。ぷ。 「地球の歩き方」サマによると、こちらのレインボーブリッジ、ユタ州内にうんざりするほど あるアーチとかブリッジとか呼ばれる岩の中でも、アーチーズ国立公園内の「デリケート アーチ」と並びNo.1を競う美しさだそう。本当に綺麗なのでひつこく全景を掲載。くすくす。 世界最大のナチュラルブリッジと呼ばれるレインボーブリッジ、高さ75m、差し渡し84m。 ナバホの人々は聖地として、この虹の下は絶対に通り抜けず迂回をして通るそう。 そんな虹の足元に迫るとこの大迫力。 こうしてレインボーブリッジとの対面を感激のうちに果たした後は、再びボートに 乗り込み帰途へ向かいます。感動の余韻をかみしめつつ、私が噛みしめたのはこちら。 アマンギリにお願いして作ってもらったランチボックス。サンドイッチ、コールスロー、 カットフルーツ、リンゴ、チョコレートクッキー、フルーツバーという内容でした。 焼き加減を指定して作ってもらったステーキサンドイッチが最高に美味しくて幸せ~♪ 帰りつくと残照に照らされるレイクパウエル。 時、既に18時30分。慌ててアルティマくんに乗り込み、ラスベガスを目指しますが あっという間に日没~。道路の先さえ見えない真っ暗闇のドライブは相当スリリング! 4時間30分のドライブを経て、暗闇を切り裂くように輝くラスベガスの灯りが見えて 来た時には「助かった~!」と大感動。「アルティマよ。あれがベガスの灯だ。」なんて 気分はすっかりリンドバーグ☆ こうして、緊張のドライビングでクタクタに疲れた身体をひきずり、眠らない人々を かきわけベッドに潜り込んで爆睡。翌日のフライトでアトランタへと帰りついたのでした。 以上で8日間のグランドサークル旅行記は完結☆ 合計823.37マイル、1325kmを走破してくれたオット、お疲れ様でした~♪ 最後まで読んでくれた皆さまもお疲れ様~♪♪ おしまい。
by daniella710
| 2010-06-09 06:23
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